波音の聞こえるベンチで

出ましたね、日本の金メダル第１号！！

柔道はルールもわからないのであんまり見ないのですが、

いやぁ彼女のインパクトはすごかった☆

あの威嚇するような目や表情。


試合前にブツブツと何かを言ってたのは、

緊張ではなく、興奮し過ぎる自分に

「落ち着け」と言い聞かせていたらしいけど、

以前は選手として活躍していた山口香さんは、ラジオで彼女のことを、

「満月にほえるオオカミ」と言っていたみたいで、

確かに～！とうなずいちゃった^^



じっくり組んで一本を取り、勝っても謙虚に振る舞う。

そんなイメージの強い日本の柔道。

茶道とか弓道とか、「道」のつくものってそういう感じですよね。

謙虚さとかつつましさとかわびさびとか、

そういうものを感じさせられます。

でも、松本薫選手は、そういう点では型破り！


テレビで、妖精の存在を信じてると話してるのを見ました。

他にも、自分を「もののけ姫と呼んで」とマスコミに注文したり、

食べたい物はと聞かれて「ビッグパフェ」と答える、松本薫選手。

でも、「支えてくれた人や４８キロ、５２キロの人たちの分も頑張ろうと思った」

と謙虚ことも言っちゃったりするし、

とにかく、試合中と試合以外の時のギャップが激しいんですねー。


猛練習で鍛え抜いた超人的なスタミナ、そして練習量と並外れた闘争心。

「男子にはどちらも欠けている」と言う柔道関係者もいるそうです。


メダルがすべてではないけど、メダルを採れる位置にいないと、

そのスポーツの国内での人気はどんどん下がって、

競技人口もどんどん減ってしまう・・・というのが、わたしの心配。


キャラクターだけでなく、その強さも、

これからの柔道に光をあててくれる存在なんじゃなかって思います^^